人革速報

新人間革命での池田先生のご指導に学ぶブログです。

2017-08-17から1日間の記事一覧

新人間革命 雄飛(40)|2017年8月1日

七月下旬、山本伸一は、「忘れ得ぬ同志」と小説『人間革命』を担当する「聖教新聞」の記者たちと、神奈川研修道場で打ち合わせを行った。彼が、『人間革命』の連載再開を告げると、編集担当者は驚いた顔をした。そして、ためらいがちに話し始めた。 「読者は…

新人間革命 雄飛(39)|2017年7月31日

学会が山脇友政を告訴した六月七日、宗門の宗会議員選挙の結果が発表された。学会攻撃を続ける若手僧らが、十六議席のうち過半数を占める十議席を獲得した。七月三日には選挙後初の宗会が開かれ、彼らが宗会議長などの主要ポストを得たのだ。 そして翌四日、…

新人間革命 雄飛(38)|2017年7月29日

山脇友政が陰でつながっていたのが、教学部長の原山高夫であった。彼は、前年の一九七九年(昭和五十四年)九月、聖教新聞社に保管されていた資料文書の大量のコピーを運び出した。山脇は、それらを使いながら学会と宗門の離間工作を企て、マスコミにも歪曲…

新人間革命 雄飛(37)|2017年7月28日

東京は、青葉の季節であった。 山本伸一は、広宣流布への飛翔を阻む謀略の鉄鎖を断ち切り、大鷲のごとく希望の青空へ飛び立った。 第五次訪中、そして、長崎、福岡、大阪、愛知、岐阜、静岡の指導を終えて信濃町に戻った伸一は、本陣・東京の再構築をめざし…

新人間革命 雄飛(36)|2017年7月27日

山本伸一は、岐阜文化会館から各務原文化会館に移動した。ここにも、彼の岐阜訪問を聞いた大勢の同志が集い、会館は人であふれ、玄関から入ることはできなかった。 「よし、自由勤行会をやろう!」 伸一は、こう言うと、建物の外にある螺旋状の非常階段を上…

新人間革命 雄飛(35)|2017年7月26日

五月九日、愛知県名古屋市の中部文化会館は、朝から長蛇の列が続いた。 「支部長、婦人部長の勤行会を行おう。しかし、役職に関係なく、来たい方には皆、声をかけてください。自由勤行会です!」 同志は、欣喜雀躍して中部文化会館をめざした。会館は、勤行…