人革速報

新人間革命での池田先生のご指導に学ぶブログです。

新人間革命 雄飛(33)|2017年7月24日

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 六日は、午後から夜にかけて、三回にわたって関西指導部の勤行会が関西文化会館で行われた。山本伸一は、この日も、いずれの勤行会にも出席した。
 婦人には、「南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり」(御書一一四三ページ)との御文を拝して、「幸福は身近なところにある。悩みのない人生はない。しかし、悩みは幸福の肥料でもある。唱題をもって、すべてを幸せへの力に!」と指導した。
 また、壮年には、「題目は全宇宙に響き、永遠の大生命力の源泉となる。御本尊根本、題目第一で新しい出発を!」と呼びかけた。
 連日、関西文化会館には、大阪をはじめ、関西各地から、続々と同志が集ってきた。しかも、その数は次第に多くなっていった。
 伸一は、関西の幹部に言った。
 「さらに勤行会を行いましょう。わざわざ、同志が駆けつけてくださるんだ。私は、全員とお会いします」
 そして、七日の日には、当初、予定になかった自由勤行会が、昼夜二回にわたって行われたのである。
 また、この日午後七時からは、全国県長会議も開かれた。伸一は、ここにも顔を出し、参加者に訴えた。
 「邪が正を滅ぼさんとする時、リーダーは敢然と立ち上がって戦わなければならない。妥協は許されません。そうでなければ同志がかわいそうです。そして、正義は勝たねばならない。勝ってこそ正義なんです。
 創価の師弟の道が断たれてしまえば、広宣流布は断絶してしまう。正法正義を守り、広布の大道を開くために、私は戦います。私と共に戦おうという勇者と、今、再び師弟の新しい前進を開始したい。
 広宣流布の師弟、創価の師弟は、社会的な契約や利害による結びつきとは違います。徒弟制度でもない。それぞれが、自らの誓願によって定めた、人生を懸けた魂と魂の結合です。それゆえに、最も清らかで、最も尊く、最も強い、人間の絆なんです」