人革速報

新人間革命での池田先生のご指導に学ぶブログです。

新人間革命 雌伏(50)|2017年5月23日

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 四国のメンバーは、何グループかに分かれ、神奈川文化会館の館内や、会館の敷地内にある戸田平和記念館を見学した。同記念館は、前年の一九七九年(昭和五十四年)八月にオープンしており、通称「イギリス七番館」といわれていた、歴史ある赤レンガ造りの建物を、補修・改修したものである。
 第二代会長・戸田城聖が、五七年(同三十二年)九月八日、この横浜の地で、「原水爆禁止宣言」を発表したことから、その精神と意義をとどめるとともに、反戦・平和の資料を展示し、広く市民に公開するために誕生した記念館であった。
 館内では、戸田の「原水爆禁止宣言」の音声テープも聴くことができた。青年部が七三年(同四十八年)以来、取り組んできた反戦出版五十六巻や、その英訳本の『平和への叫び』も置かれていた。
 また、戦時下での国民生活や過酷な戦場での兵士の様子、広島・長崎の原爆投下や各地の空襲、沖縄戦、引き揚げ者の惨状などを伝える写真パネルや資料物品を展示。テープに録音した戦争体験者の証言を聴けるコーナーもあった。
 創価学会平和運動の歩みを伝える展示もあり、山本伸一の平和提言や世界の指導者、識者との友好対話も紹介されていた。
 四国の同志は、展示品を鑑賞し、テープを聴き、戦争の悲惨さを再確認しただけでなく、創価学会が世界平和の大潮流を巻き起こしていることを実感した。そして、平和建設への誓いを新たにしたのである。
 「ユネスコ憲章」は、平和のためには、人の心の中に“平和のとりで”を築かねばならないと訴えている。それには、欲望や憎悪などに翻弄されることのない生命を築く、人間革命が不可欠の要件となる。
 創価学会は、その“平和のとりで”を人間の心に築きながら、世界に友情の連帯を幾重にも広げてきた。
 仏法者の社会的使命は、立正安国すなわち社会の繁栄と人類の平和の実現にこそある。

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