新人間革命に学ぶ

新人間革命での池田先生のご指導に学ぶブログです。

新人間革命 雌伏(18)|2017年4月14日

【楽天ブックスの電子書籍】新・人間革命をスマホで読む

f:id:akkai005:20170501200659j:plain

 蔵林家では、主の龍臣と妻の芳乃の孫たち十人が、琴やハーモニカ、横笛の演奏、合唱などで、山本伸一たちを歓迎した。
 子どもから孫へと信心が受け継がれ、すくすくと育っている未来っ子の姿が微笑ましかった。仏法が、地域へ、社会へと広まり、そして子どもたちへ、未来へと継承されていってこそ、広宣流布の流れが創られていく。
 やがて雨も小降りになった。伸一は、蔵林龍臣と腕を組みながら庭を散策した。少し、はにかみながら、「ありがたい。人生の最高の思い出です」と繰り返す蔵林に言った。
 「お父さんの人生は大勝利です。子どもさんも、お孫さんも、皆、立派に育っている。しかし、信心には終わりはありません。命ある限り、同志のため、地域のため、広布のために戦い抜いてください。大事なのは、総仕上げの時を迎えるこれからです。明日へ、未来へ、意気盛んに前進していってください」
 蔵林は、伸一の顔をのぞき込むように見ては、何度も、何度も頷くのであった。
 後に、伸一は、深い感謝の思いを託して、一家に句を贈っている。
 「なつかしき 佐久に家あり 銀の城」
  
 二十六日は、長野研修道場での記念撮影の日である。「希望する方は、全員、参加してください」との連絡を聞いて、長野全県から同志が研修道場に集って来た。
 前日の雨は上がり、木々を吹き渡る風がさわやかであった。メンバーは、昼前から続々と研修道場に到着した。伸一が、ほとんど「聖教新聞」にも登場しなくなってから四カ月近くになっていた。皆、ひと目でも伸一と会いたかった。そして、広宣流布への誓いを新たにしたかったのである。
 学会の強さは、伸一が会員一人ひとりと結んできた師弟の糸と、同志の糸によって縒り上げられた、団結の絆にこそある。
 「力は、健全な人格と強固な団結から生まれる」(注)とは、韓民族独立の父・安昌浩の言葉である。

 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 安昌浩著『島山安昌浩論説集』乙酉文化社(ハングル)

新・人間革命を読む【楽天ブックス】

新・人間革命をスマホで読む【楽天ブックス(電子書籍)】

「人間革命」を読む【楽天ブックス】

「人間革命」をスマホで読む【楽天ブックス(電子書籍)】

広告を非表示にする