新人間革命に学ぶ

新人間革命での池田先生のご指導に学ぶブログです。

新人間革命 雌伏 の章

新人間革命 雌伏(19)|2017年4月15日

長野研修道場には、三台の撮影台が設置されていた。 午後一時前、山本伸一は、「さあ、戦いの開始だ!」と峯子に言うと、ポロシャツ姿で皆の待っている研修道場の前庭に飛び出していった。 「お待ちしていました。ようこそおいでくださいました。二十一世紀…

新人間革命 雌伏(18)|2017年4月14日

蔵林家では、主の龍臣と妻の芳乃の孫たち十人が、琴やハーモニカ、横笛の演奏、合唱などで、山本伸一たちを歓迎した。 子どもから孫へと信心が受け継がれ、すくすくと育っている未来っ子の姿が微笑ましかった。仏法が、地域へ、社会へと広まり、そして子ども…

新人間革命 雌伏(16)|2017年4月12日

山本伸一は、石塚勝夫に言った。 「お父さん、お母さんを、生涯、大切にするんですよ。父母の恩に報いることから、人間の道は始まります。報恩の心を忘れない人が、真の仏法者なんです」 さらに、個人会館を提供してくれていることへの感謝を伝えながら、日…

新人間革命 雌伏(15)|2017年4月11日

昼前から降りだした雨は、次第に雨脚が強くなっていた。 山本伸一は、佐久市の功労者宅を訪問するため、長野研修道場を出発した。 雨のなか、翌日の記念撮影のために、青年たちが県道沿いの空き地で草刈りをしていた。 伸一は、同行していた幹部に言った。 …

新人間革命 雌伏(14)|2017年4月8日

山本伸一は、入会三十二周年となる八月二十四日を、長野研修道場で迎えた。新しい決意で出発を誓い、真剣に勤行した。 昼過ぎには、青年たちと自転車で周辺を回った。戸田城聖が最後の夏を過ごした地を巡ることで、在りし日の恩師を偲びたかったのである。 …

新人間革命 雌伏(13)|2017年4月7日

山本伸一の心からの願いは、皆が強盛に信心を貫き、幸福になることだけであった。 退転・反逆者や宗門僧は、創価の師弟を分断しようと、伸一が会合で指導したり、「聖教新聞」に登場したりできないように陰で画策を進めてきた。その逼塞した状況のなかで、暗…

新人間革命 雌伏(12)|2017年4月6日

田森寅夫は、歯を食いしばりながら信心を続けていくと、学校に給食のパンを卸せるようになり、また、外国人客も増えていった。さらに、大手の洋菓子店へも卸すことになり、彼の店は、軽井沢を代表する老舗のベーカリーとして評判になっていった。 彼は、商売…

新人間革命 雌伏(11)|2017年4月5日

二十一日夜の懇談の折、山本伸一は、軽井沢支部の初代支部長・婦人部長を務めた田森寅夫と妻のタミとも語り合った。 寅夫は、一流ホテルで修業を積んだパン職人で、心臓病で苦しんでいたタミが信心し、元気になっていく姿を目の当たりにして、一九五五年(昭…

新人間革命 雌伏(10)|2017年4月4日

残暑の東京を発って二時間半、夜霧に包まれた軽井沢は肌寒かった。 山本伸一が長野研修道場に到着すると、地元の幹部や役員など、数人が出迎えた。会長を辞任したあと、「聖教新聞」などの機関紙誌で、彼の行動が報じられることは、ほとんどなかったためか、…

新人間革命 雌伏(9)|2017年4月3日

山本伸一は戸田城聖から軽井沢に招かれ、戸田の小説『人間革命』の感動を語りながら、深く心に期すことがあった。 ――戸田の『人間革命』は、彼の分身ともいうべき「巌さん」が、獄中で、生涯を広宣流布に生き抜く決意をしたところで終わる。 一九四五年(昭…

新人間革命 雌伏(8)|2017年4月1日

戸田城聖の小説『人間革命』では、主人公「巌さん」の人間革命の軌跡を主軸に、広宣流布に一人立った、師である「牧田城三郎」(牧口常三郎の仮名)の死身弘法の実践が描かれていく。 戸田は、一九五四年(昭和二十九年)の十一月、初代会長・牧口常三郎の十…

新人間革命 雌伏(7)|2017年3月31日

八月二十日の午後、山本伸一は、東京・台東文化会館を訪問したあと、長野県・軽井沢町の長野研修道場へ向かった。 軽井沢は、戸田城聖が逝去前年の一九五七年(昭和三十二年)八月に訪れ、最後の夏を過ごした地である。滞在中、戸田は、伸一と森川一正を招き…

新人間革命 雌伏(6)|2017年3月30日

八月六日から八日まで、法主・日達の通夜、本葬が営まれ、山本伸一をはじめ、学会の首脳、代表も参列した。 この夏、世界四十一カ国三地域のSGIメンバー千三百人が来日していた。伸一は、十三日に神奈川文化会館で開かれた国際親善友好の集いや、十五日に…

新人間革命 雌伏(5)|2017年3月29日

山本伸一が法華講総講頭、学会の会長を辞任することで、若手僧らによる学会攻撃はピリオドが打たれることになっていた。 五月一日には、宗務院から「院達」として、次のような事項が徹底されている。 「御講等に於ては、御書による教義以外の説法は固く禁ず…

新人間革命 雌伏(4)|2017年3月28日

山本伸一は、平和友好の対話を積極的に推進していった。 五月二十五日には、ザンビアのM・K・チーフ・マパンザ駐日大使と会談し、二十九日には、中国文芸界の指導者・周揚夫妻と語り合った。六月も、ニュージーランドのR・M・ミラー駐日大使や、ナイジェ…

新人間革命 雌伏(3)|2017年3月27日

山本伸一は、世界を結び、確かな平和への道を開くために、各国の識者や大使らとも積極的に交流を図っていった。五月十九日には、親善交流のために、中日友好の船「明華」で、交流団の団長として来日した中日友好協会の廖承志会長と都内のホテルで会談した。 …

新人間革命 雌伏(2)|2017年3月25日

山本伸一は、学会本部に行くことを、なるべく控えるようにしていた。 会長になった十条潔たちに、思う存分、指揮を執ってほしかったし、自分が本部にいることによって、ついつい皆が頼ってしまうようになることを避けたかったのである。 伸一の最大の願いは…

新人間革命 雌伏(1)|2017年3月24日

さあ、対話をしよう! 友の眼に秘められた 哀しみ、苦しみを見すえ、 ためらいの言葉に耳をそばだて、 勇気を奮い起こして 励ましの対話を始めよう! 同苦の腕を広げ、 弾む生命で、 希望と正義の哲学を語ろう! ほとばしる情熱と 金剛の確信をもって、 忍耐…