新人間革命に学ぶ

新人間革命での池田先生のご指導に学ぶブログです。

2017-07-05から1日間の記事一覧

新人間革命 雄飛(18)|2017年7月5日

山本伸一は、長崎文化会館から、報道各社合同の記者会見会場である長崎市内のホテルへと急いだ。 記者会見では、第五次訪中で見聞した中国の様子や感想などについての質問を受けた。 そのあと、訪中団メンバーと解団式を兼ねて会食懇談を行い、皆をねぎらっ…

新人間革命 雄飛(17)|2017年7月4日

山本伸一は、長崎空港から長崎文化会館へ向かった。彼の長崎訪問は、十二年ぶりであった。 伸一は、県長の梅森嗣也から、文化会館で長崎支部結成二十二周年記念幹部会が行われていることを聞くと、直ちに会場に顔を出した。大拍手がわき起こった。 「お久し…

新人間革命 雄飛(16)|2017年7月3日

新しき世紀へ、新しき戦いは開始された。 四月二十九日の午後一時四十分(現地時間)、山本伸一たち一行は、上海虹橋空港を発ち、帰国の途に就いた。伸一が向かった先は、九州の長崎であった。 彼は、新たな広宣流布の道を開くために、今こそ、創価の師弟を…

新人間革命 雄飛(15)|2017年7月1日

人は、出会いによって「知人」となり、語らいを重ねることで「友人」となり、真心を尽くし、共感し合うことで「心友」となる。 山本伸一と巴金は、さらに交流を続け、深い信頼と強い友誼の絆に結ばれていく。 巴金は、その後、中国作家協会の主席となる。二…

新人間革命 雄飛(14)|2017年6月30日

訪中前の日本での語らいで、山本伸一は、巴金ら中国作家代表団に、「次回は、革命と文学、政治と文学、平和と文学などについて語り合いましょう」と言って、再び会うことを約したのである。 そして、第五次訪中で、二十四日に伸一が主催した北京での答礼宴の…

新人間革命 雄飛(13)|2017年6月29日

山本伸一は、二十八日、蘇歩青との会談に続き、夕刻には作家・巴金の訪問を受けた。 巴金は、『家』『寒夜』などの作品で世界的に著名な中国文学界の重鎮であり、中国作家協会の第一副主席であった。 巴金との会談は、これが二回目であった。 今回の訪中を控…

新人間革命 雄飛(12)|2017年6月28日

二十八日の午後、宿舎の錦江飯店に戻った山本伸一のもとへ、復旦大学の蘇歩青学長が訪れた。伸一は、復旦大学へは一九七五年と七八年(昭和五十年と五十三年)に図書贈呈のために訪問しており、蘇学長とは旧知の間柄である。 蘇歩青は著名な数学者であり、こ…

新人間革命 雄飛(11)|2017年6月27日

二十六日の夕刻、山本伸一は宿舎の榕湖飯店で、桂林市画院の院長で広西芸術学院教授の李駱公と懇談した。李院長は日本留学の経験もあり、著名な書画家、篆刻家である。 書や絵画について話が弾んだが、次の言葉が、伸一の心に深く残った。 「書道というもの…

新人間革命 雄飛(10)|2017年6月26日

同行した中日友好協会の孫平化副会長の話では、「漓江煙雨」といって、煙るような雨の漓江が、いちばん美しいという。だが、桂林の景観が醸し出す詩情に浸りながらも、話題は現実の国際情勢に及んでいた。 前年末に、ソ連がアフガニスタンに侵攻したことから…

新人間革命 雄飛(9)|2017年6月24日

四月二十五日、山本伸一を団長とする訪中団一行は、北京を発ち、空路、広東省の省都・広州市を経て、桂林市を訪ねた。 翌日、車で楊堤へ出て、煙雨のなか、徒歩で漓江のほとりの船着き場に向かった。霧雨の竹林を抜けると、河原にいた子どもたちが近寄ってき…

新人間革命 雄飛(7)|2017年6月22日

絵画「チョモランマ峰」の寄贈にあたり、常書鴻・李承仙夫妻から、この絵を制作した文革直後の時代は、絵の具の品質が良くないので、末永く絵を残すために、描き直したいとの話があった。 山本伸一は、その心遣いに恐縮した。 新たに制作された同じ主題、同…

新人間革命 雄飛(6)|2017年6月21日

一九九〇年(平成二年)十一月、静岡県にあった富士美術館で、常書鴻の絵画展が開催された。 そのなかに、ひときわ目を引く作品があった。特別出品されていた「チョモランマ峰(科学技術の最高峰の同志に捧ぐ)」と題する、縦三メートル余、横五メートル余の…

新人間革命 雄飛(5)|2017年6月20日

常書鴻が敦煌の莫高窟で暮らし始めたころ、そこは、まさに“陸の孤島”であった。 周囲は砂漠であり、生活用品を手に入れるには約二十五キロも離れた町まで行かねばならなかった。もちろん、自家用車などない。 土レンガで作った台にムシロを敷いて麦藁を置き…

新人間革命 雄飛(4)|2017年6月19日

北京大学では、講演に引き続き、四川大学への図書贈呈式が行われた。当初、山本伸一は、四川省の成都にある四川大学を訪問する予定であったが、どうしても日程の都合がつかず、ここでの贈呈式となったのである。 四川大学の杜文科副学長に伸一から、図書一千…