人革速報

新人間革命での池田先生のご指導に学ぶブログです。

2017-04-02から1日間の記事一覧

新人間革命 雌伏(8)|2017年4月1日

戸田城聖の小説『人間革命』では、主人公「巌さん」の人間革命の軌跡を主軸に、広宣流布に一人立った、師である「牧田城三郎」(牧口常三郎の仮名)の死身弘法の実践が描かれていく。 戸田は、一九五四年(昭和二十九年)の十一月、初代会長・牧口常三郎の十…

新人間革命 雌伏(7)|2017年3月31日

八月二十日の午後、山本伸一は、東京・台東文化会館を訪問したあと、長野県・軽井沢町の長野研修道場へ向かった。 軽井沢は、戸田城聖が逝去前年の一九五七年(昭和三十二年)八月に訪れ、最後の夏を過ごした地である。滞在中、戸田は、伸一と森川一正を招き…

新人間革命 雌伏(6)|2017年3月30日

八月六日から八日まで、法主・日達の通夜、本葬が営まれ、山本伸一をはじめ、学会の首脳、代表も参列した。 この夏、世界四十一カ国三地域のSGIメンバー千三百人が来日していた。伸一は、十三日に神奈川文化会館で開かれた国際親善友好の集いや、十五日に…

新人間革命 雌伏(5)|2017年3月29日

山本伸一が法華講総講頭、学会の会長を辞任することで、若手僧らによる学会攻撃はピリオドが打たれることになっていた。 五月一日には、宗務院から「院達」として、次のような事項が徹底されている。 「御講等に於ては、御書による教義以外の説法は固く禁ず…

新人間革命 雌伏(4)|2017年3月28日

山本伸一は、平和友好の対話を積極的に推進していった。 五月二十五日には、ザンビアのM・K・チーフ・マパンザ駐日大使と会談し、二十九日には、中国文芸界の指導者・周揚夫妻と語り合った。六月も、ニュージーランドのR・M・ミラー駐日大使や、ナイジェ…

新人間革命 雌伏(4)|2017年3月28日

山本伸一は、平和友好の対話を積極的に推進していった。 五月二十五日には、ザンビアのM・K・チーフ・マパンザ駐日大使と会談し、二十九日には、中国文芸界の指導者・周揚夫妻と語り合った。六月も、ニュージーランドのR・M・ミラー駐日大使や、ナイジェ…

新人間革命 雌伏(3)|2017年3月27日

山本伸一は、世界を結び、確かな平和への道を開くために、各国の識者や大使らとも積極的に交流を図っていった。五月十九日には、親善交流のために、中日友好の船「明華」で、交流団の団長として来日した中日友好協会の廖承志会長と都内のホテルで会談した。 …

新人間革命 雌伏(2)|2017年3月25日

山本伸一は、学会本部に行くことを、なるべく控えるようにしていた。 会長になった十条潔たちに、思う存分、指揮を執ってほしかったし、自分が本部にいることによって、ついつい皆が頼ってしまうようになることを避けたかったのである。 伸一の最大の願いは…

新人間革命 雌伏(1)|2017年3月24日

さあ、対話をしよう! 友の眼に秘められた 哀しみ、苦しみを見すえ、 ためらいの言葉に耳をそばだて、 勇気を奮い起こして 励ましの対話を始めよう! 同苦の腕を広げ、 弾む生命で、 希望と正義の哲学を語ろう! ほとばしる情熱と 金剛の確信をもって、 忍耐…

新人間革命 大山(68)|2017年3月23日

漆黒の空が、次第に紫に変わり、うっすらと半島の稜線を浮かび上がらせる。やがて金の光が東の空に走り、海はキラキラと輝き、さわやかな五月の朝が明ける。 五月五日、山本伸一は、神奈川文化会館から、夜明けの海を見ていた。この日は、「こどもの日」で国…

新人間革命 大山(67)|2017年3月22日

山本伸一が峯子と共に、車で創価大学を出発したのは午後五時半であった。彼は学会本部へは戻らず、横浜の神奈川文化会館へ向かった。世界につながる横浜の海から、新しい世界広宣流布の戦いを、真の師弟の戦いを起こそうと、心に決めていたのである。 横浜に…